ビタミンE

ベジタリアンとアラキドン酸

昔から欧州などでは、思想としてベジタリアンの方々が多く存在しています。
ストレート・エッジなどと呼ばれる音楽愛好家はタバコや肉類などを摂取せず、身体をナチュラルに保ちたいという思想があるのです。
また、日本などを含むアジアではダイエットや健康を目的としてベジタリアン思想の人が増加しています。
オーガニックブームもこのような思想を牽引するきっかけになっているのです。
この背景には、相次ぐ食の安全への不信感、ファストフードなどにみられる劣悪な環境で育つ動物への反発もあります。
また、動物愛護を目的としてベジタリアン思想の人もいます。

物流の発達や経済の安定をもとに、世界中の様々な食材が簡単に手に入るようになりました。
24時間空いているコンビニエンスストアにはいつも豊富な食材や加工食品が並んでいます。
しかし、こうした便利さゆえに偏った食事や肥満になる人も多いのが事実です。
しかし、本当にベジタリアンは健康なのでしょうか。
忘れてはいけないことがあります。

それは、人間にとっては肉や魚に含まれる脂質もなくてはならないものなのです。
こうした脂質を含む食材には、豊富な必須脂肪酸が含まれています。
特にアラキドン酸は老人性の健忘症を防いだり、記憶力を向上させたりなど非常に重要な働きがあるのです。
安易なベジタリアン志向では、こうした重要な成分を摂取できなくなってしまいます。
また、アラキドン酸には免疫力を向上させる働きもあります。

頻繁に耳にするのはベジタリアンになってから風邪を引きやすくなった、というものです。
これは野菜だけの食生活ですと、生体調整ホルモンが低下し、免疫力が落ちるためです。
免疫力が落ちてしまうと、一おなら引かないようなウイルス性の風邪にも簡単にかかりやすくなってしまいます。
つまり、野菜だけではヒトの身体の機能は低下していくのです。
野菜も肉類も魚類も、バランスよくきちんと食べることで、私たちの健康な肉体は作られていきます。