ビタミンE

アラキドン酸は必要な脂肪

三つ子の魂百まで、ということわざがあります。
これは三歳までに会得したことが大人になってもずっと重要なものとして残っていくという意味を現しています。
昔は脳の成長がおおよそ3歳までに達成すると言われており、三歳児神話として今も根強く残っています。
しかし近年脳の発達についてはこの三歳児神話が覆されています。
大人になっても脳の成長はずっと続いていくのです。
脳に必要な成分を適切に補い続ければ、身体の成長と同様に脳もスクスクと育つことがわかってきました。
そこで、必要とされるのは多価不飽和脂肪酸です。

よく子どものミルクに「ドコサヘキサエン酸配合」などと書かれています。
ドコサヘキサエン酸は多価不飽和脂肪酸の一種で、脳の発達に重要な成分と言われています。
不足にならないように子どもの食事やミルクに配合されているのです。
しかし、脳に必要なものはこのドコサヘキサエン酸だけではありません。
忘れてはいけないのが「アラキドン酸」です。
肉類や卵類に豊富に含まれており、私たちの脳細胞になくてはならない原料です。
つまり、脳細胞が作られるには必ず脂肪酸が必要です。

昔は輸入もこれほどまでに安定しておらず、日本は本来あまり肉を摂らずに魚を摂る文化でした。
魚にもアラキドン酸は含まれているので、これで十分だったのです。
しかし今魚を避けた食生活が拡大しています。
最近いつ魚料理を食べたのか、思い出せない人も多いのではないでしょうか。
肉類にもアラキドン酸は含まれますが、食べ過ぎは動脈硬化などの別の病気を招きかねません。
必要な脂肪ではありますが、日本人の身体にあった摂り方をするには魚を選択するのがベターでしょう。
脂質が多い魚が理想なので、サバなどの青魚がオススメです。
似ても焼いても美味しく食べられるので、魚料理は肉料理よりも飽きずに食すことが出来ます。
肉類の脂質が苦手に感じられるようになったご年配の方にもオススメの脂質の摂取方法です。
脂肪イコール大敵、と思いがちですが適切量を食べましょう。
アラキドン酸のパワーについては理解いただけたでしょうか。これを機にアラキドン酸生活はじめてみませんか。