ビタミンE

比内地鶏とアラキドン酸

皆さんは比内地鶏という鶏肉をご存知でしょうか。
松坂牛、などのようにご当地の牛肉は良く目にしますが、地物の鶏肉も増加傾向です。
素晴らしい環境や厳選された餌を食べて育った鶏は非常においしく、地鶏専門店も全国に増加しているのです。
中でも比内地鶏は好評で、都心部でも比内地鶏をメインに扱う料理店を見つけることができます。
今や名古屋コーチンをも飛ぶ鳥落とす勢いです。
そんな人気の比内地鶏は、秋田県がメイン産地です。
広大な東北の自然の中でゆっくりと育ち、引き締まった身にはうま味がたっぷり詰まっています。
実は、この比内地鶏のうま味のポイントは、ある脂肪酸が関わっているのです。
それは何と、驚くべきことに「アラキドン酸」です。

2010年度日本家禽学会秋季大会にて発表された比内地鶏の美味しさの研究にて、アラキドン酸が美味しさの要因であると発表されました。
鶏たちが食す飼料にアラキドン酸を添加しており、それが美味しさの濃縮につながっているとわかったのです。
これは国立研究機関である「農業・食品産業技術総合研究機構」似て正式に発表された重要な論文です。
この発表では、比内地鶏のうま味はアラキドン酸の関与していること・鶏の飼料へのアラキドン酸添加は鶏肉の美味しさに磨きをかけることなどが発表されました。
消費者によりおいしく、より健康的な鶏肉を食べてもらうために、畜産業界はいまアラキドン酸に注目しているのです。

飼料に添加することで体内にも成分が染みわたり、それを人が食すことで美味しさのみならず健康成分としても取り入れることが出来ます。
また、鶏肉は肉類の中でも脂肪が少なくヘルシーなので、たくさん食べることも出来ます。
コレステロールを上げないように食材を選ばなければなりませんが、美味しくコレステロールも低い食材なので、料理に最適です。
また、比内地鶏は名産の「きりたんぽ」にも使用されている優秀な食材です。
親子丼などにしても美味しいので、是非使用してみてください。